【MHW】歴戦王ナナ・テスカトリ
1:7体目の歴戦王
歴戦王ソロ討伐も残り少なくなってきました、イツキです。
ついにコイツの番が来ましたか・・・。歴戦王ネルギガンテに匹敵するであろう強敵が歴戦王ナナ・テスカトリです。皆さん知っての通りですが、歴戦個体のナナ・テスカトリですら普通に強いです。歴戦個体の中では最強で間違いないと思います。それが歴戦王に強化とか考えたくもないですが・・・それでも挑むのがハンターです。
クエスト目は
青は愛より出でて青より熱しです。読めるけど意味が何とも深そうなクエスト名になっています。検索すると元になった言葉があるようで「青は藍より出でて藍より青し」と言うことわざがあるようです。読みやすくすると「青い染料は草の藍から取る事が出来るが、それはもとの藍草よりもずっと青い」らしいです。意味は弟子が師よりもすぐれていることのたとえとなるようです。つまり、愛は最強という事なんでしょう！
意味の分かる方いたら教えてください・・・。
2:通常種でも既に最強クラス
ナナ・テスカトリは歴戦個体の中でも一番強いモンスターと言えるでしょう。なぜ強いと言われるかをまとめていきましょう。
・肉質が硬い
ナナ・テスカトリは狙える部位は頭以外は殆ど肉質が硬く胴体に関しては弾かれる程の硬さを誇ります。柔らかい部位はありますが、翼・尻尾は位置が高すぎて狙って当てられる位置にはありません。となると頭ですが、モンスターの真正面から攻撃してはコチラもまともに攻撃を受ける事になります。必然的に手足や胴体を狙う事になりダメージを出すのが難しくなります。
・攻撃のスキ殆どが無い
テオ・テスカトルがブレスを吐くとかなりのスキが生まれます。しかも、ブレスの根元は以外にも判定が薄く攻撃を当てるチャンスでもあります。しかし、ナナ・テスカトリは180度回転するように吐くブレスもあるため真横に居てもブレスが当たります。全体的に予備動作が少なく技の出も早いものが多いです。唯一のスキと呼べる物は鱗粉を纏うモーションです。一定時間動かないため攻撃することは可能ですが、攻撃を1度でも当てるとひっかき攻撃等反撃をしてくる場合があるため1撃の威力が高いものを当てていきましょう。
鱗粉を纏うモーションがコチラです。このまま放置していると咆哮と同時に鱗粉纏いレベルが上がります。出来る限り攻撃をして中断させる事が望ましいと思います。
・青炎
恐らくすべてのハンターがこれに苦しめられている事でしょう。ナナ・テスカトリの羽ばたき攻撃や尻尾攻撃で地面が青く燃え上がります。炎にはスリップダメージがありどんどん体力を削られていきます。しかも、放っておくと炎がどんどん大きくなりナナ・テスカトリの羽ばたきによって炎があおられる事で攻撃判定が発生します。炎はそう簡単に消えるものでは無く時間消滅を期待しているよりも死ぬ方が早いです。一応水属性武器とフィールドに自生しているミズタマリゴケを当てると炎が消えます。しかし、炎を出してくるスピードが圧倒的に早い為、完全に焼け石に水状態です。
これがダメージ判定の無い青炎（小）です。これは元々ダメージはありませんがナナ・テスカトリの攻撃によって状態が変わります。フィールドに青炎があること自体が既に不利と言えるでしょう。
続いて大きく燃え上がっている青炎（大）状態です。これは炎の中に居ると体力が削られていきます。吹き飛ばされる事はありませんが、視覚的なプレッシャーが大きくナナ・テスカトリが攻撃を加えると攻撃判定が発生する事があります。
コチラは少し特殊な炎ダメージです。上二つとは若干燃え方が違うのがわかると思います。これは羽ばたき攻撃よって出来る特殊な炎で、比較的直ぐに消えますがスリップダメージが青炎（大）よりも大きいです。
・ヘルフレア
文字通りフィールドが地獄と化す技です。テオ・テスカトルのスーパーノヴァと同じ大技に該当します。スーパーノヴァはガード強化で簡単に対策できますが、ヘルフレアはそんなレベルではありません。小さいエリア1つ分にも相当する攻撃範囲・とてつもない炎スリップダメージ・青炎による炎のダメージ・ナナ・テスカトリが放つ全方位風圧と完全に地獄です。気が付いたら死ぬ・風圧で怯んでいるうちに青炎で死ぬ・位置が悪くて逃げ場が無くて死ぬ・起き上がった瞬間スリップダメージで死ぬ等々恐ろしいまでの殺傷能力があります。しかも、周りに青炎が無くてもヘルフレアが発動した時点でフィールドに青炎が展開され常に攻撃判定が展開され続けます。対策が少しでも甘いとこの技を使われただけで死が確定するほど強力な技です。
ヘルフレアを使われた時の状態です。体力バーの半分以上が一瞬で黄色に変わっています。結局スクリーンショットを取り終えたらベースキャンプ行きになりました。
これだけの攻撃に、歴戦王という補正が乗っかるためどうなるか見当もつきません。それだけのポテンシャルを秘めているとてつもないモンスターです。
3:戦いにすらならない
いざ歴戦王へ、開始位置はエリア11でした。ナナ・テスカトリはテオ・テスカトルのように「攻撃するまでは意に介さず」では無く見つけ次第全力で殺しに来るため爆弾を置いて竜撃砲とは行きません。エリア11では戦いにくい為エリア12に誘導します。その際は、大タル爆弾Gを置いておき突進を待つのがいいでしょう。ナナ・テスカトリが爆弾を吹き飛ばしたら開戦です。ナナ・テスカトリは頭に攻撃を当ててダウンを取るのが非常に難しく正面に居ること自体がリスクになります。頭以外にも後ろ足に攻撃を集中させる事でダウンを奪うことが出来ます。肉質は硬いですが砲撃であれば効率よくダメージを与える事が出来ます。・・・出来るはずでした。
ナナ・テスカトリの攻撃力が上がっている事以外にも青炎が想像以上に行動を阻害します。地形・青炎・羽ばたきによる青炎で近寄ることもろくに出来ません。スリップダメージも強化されており、時間が経過すれば経過するほどマップが青炎で埋め尽くされ状況が悪くなっていきます。他の古龍では幾らか攻撃する暇があるものですが、本当にスキが殆ど無いと言っていいです。
特に凶悪なのがナナ・テスカトリ尻尾攻撃でテオ・テスカトルとは似て非なるものと言えます。見た目は殆ど変わりませんが、ナナ・テスカトリは尻尾を水平に振り払うため攻撃範囲が180度近くあり、更に根元にもしっかりと判定があるため少し移動した程度では範囲外に出る事すら出来ません。尻尾攻撃は2回連続で行われることが多くにも青炎を作り出す効果がありあらゆる面で死角がありません。
最後にヘルフレア。強化されている事は何となく予想出来ていましたが想像以上に地獄でした。早いとか言っている間に体力が無くなり死にました。笑いがこみ上げる程のスピードです。歴戦個体の2倍の速度と言っても言い過ぎでは無いでしょう。対策をしていなければ完全に即死技と化しています。全体的に強化された火力・何処に居ても襲ってくるスリップダメージ・おまけに歴戦王テオ・テスカトルまで乱入してくる始末、勝てるビジョンが欠片程も浮かばない状況です。
4:対策
初戦どころか何回かやっても倒せる所かダメージを与える事すらままなら無い状況です。しかし、倒すと決めた以上は何が何でも倒します。今まで倒してきた歴戦王と同じく相手の強みを無効出来るかを考えてみたいと思います。
・スリップダメージ
ナナ・テスカトリに挑むとどうしてもスリップダメージが付いて回ります。 これを無効かする方法は無いのか・・・。行きついた答えは「熱ダメージ無効」です。このスキルは暑さや熱ダメージを無効化するという効果です。そもそもこれが付いている防具は殆どありませんが、歴戦王討伐を行っている人はこれが付いている防具を知っているはず、そう「マムガイラグリーヴγ」です。ナナ・テスカトリに役に立つのか？と思う人も居るかと思うので検証してきました。
そもそも青炎は何に分類されているのかという話です。青炎はナナ・テスカトリが生み出した物ですが、地形ダメージに分類されている為か青炎を無効化する事が出来ます。新しく分かった事はナナ・テスカトリの羽ばたきによる熱ダメージは無効化する事が出来ませんでした。同じく風圧により舞い上がった青炎やヘルフレアも攻撃であるためダメージを減らすことは出来ません。
スリップダメージ系はダメージが重なるため、地形ダメージ＋青炎＋羽ばたき攻撃よるスリップダメージは全て重複します。端に追い詰められて風圧で怯んでいる間に、ヘルフレア顔負けのスピードで体力減りとどめを刺されてベースキャンプという事も頻繁に起きます。熱ダメージ無効があればこの現象を羽ばたき攻撃のダメージに限定する事も可能です。
・火属性やられ
当たり前ですがナナ・テスカトリは火属性の攻撃を使用してきます。これを受けると「火属性やられ」体力が赤ゲージから徐々に減っていきます。これは火耐性を20以上にすることで無効化出来ます。だだでさえスリップダメージが多い戦いなのでダメージ軽減の意味も込めて20以上に上げていきます。
・ヘルフレア
凶悪な技で打たれたら終わりに近いと思っていましたがヘルフレアは幾つかの複合技です。風圧による行動阻害・吹き荒れる青炎によるダメージ・熱による超スリップダメージを同時に起こす技と言えます。風圧が発生しているタイミングは以外にも2回だけで最初と途中に放つ衝撃波に風圧効果が付いてます。これは風圧耐性レベル5を付ける事で無効化しヘルフレア中でも動けるようになります。青炎のダメージは攻撃なのでガードも出来なくはないですがスリップダメージで死んでしまいます。これに関してはヘルフレアが来そうなタイミングを見計らっては離れるのが1番の対策です。スリップダメージは無効化する事は出来ませんが耐熱の装衣で大幅に軽減出来る上に、範囲外に出る事が出来ればダメージを受ける事はありません。風圧対策が整っていればヘルフレアを打たれてからでも走って逃げれば範囲外に逃げる事も出来ます。仮に青炎の攻撃を受けてもダウンしている状態であればダメージを受ける事はありません。これはスリップダメージでも言える事なのでダウンしている状態を最大まで維持してやり過ごすという手段もあります。
ヘルフレアは鱗粉を纏った状態で使用してきますが、閃光玉を使用すると強制的に発動されてしまいます。マルチでは死に直結しますが、ソロであれば意図的に誘発させて纏い状態をリセットするという使い方も可能です。その間に攻撃は出来ませんが一番安全な回避方法かもしれません。
時間経過で乱入してくるテオ・テスカトルですが意外にも対処は簡単でした。発見されて攻撃状態にするだけで勝手に帰ってくれます。逆に関わらないように放置しているといつまでもエリアに留まってしまいます。見つかったらモドリ玉を使えば更に安全です。
5:攻略
上の対策全て盛り込みスキルを組みなおし再戦。とにかくダメージを受けないようにした結果、攻撃スキルが砲術しか無い状態になってしまいました。それでも砲撃をメインに使うガンランスはそれだけでも戦えるというのが最大の強みかもしれません。
出来る事を全てやってようやく戦えるようになるというレベルなのだから恐ろしいモンスターです・・・。しかし、青炎に惑わされる事も無くなり熱ダメージ・風圧を無効化出来るので段違いに戦いやすくなった。あえて尻尾攻撃を誘発させ回避距離を生かし胴体付近に張り付き砲撃を加える。前後殆ど安全な位置が無いため絶えず動き回る戦い方なる。ダウンが奪えた時は、倒れる方向を確認し翼が狙える位置へ移動、確実に竜杭砲を打ち込んでダメージを稼いでいく。問題のヘルフレアは閃光玉の誘発と耐熱の装衣で凌いでいく。
これだけやっても流石は歴戦王、普通にベースキャンプ行きにしてくる。立ち回りはダメージを与えている感が少なく削れているのかが分かりにくい戦い。しかし、着実にダメージは蓄積されており瀕死まで追い込むことに成功、キャンプから大タル爆弾Gを持ち出し竜撃砲で全て吹き飛ばす！そこからは以外にも短くナナ・テスカトリを討伐することが出来たのだった。
初期の防具は風圧耐性と回避距離と回避性能で何とかする装備になっています。しかし、スリップダメージがえげつない為フルチャージを生かすことも出来ず回復も追い付かない状態でした。
スクリーンショットが被っていて申し訳ないです。装備はクシャナγをベースに風圧耐性と回避距離で立ち回りを安定させて、ガード強化と心眼で事故を減らす装備となっています。攻撃スキルは砲術しかありませんが砲撃を主軸にしていくためこれで問題ありません。武器に関しては触れていませんでしたが、ガイラバスター爆鱗を選択しました。いつもは皇金の銃槍・爆鱗を使っていますが、回復が追い付かないためランクを下げて回復カスタムが2つ付いてる武器を選択しました。
6:最大の功労者「マムガイラグリーヴγ」
今回はどうにもならない感が凄い戦いでしたが、熱ダメージ無効が状況を一変させてくれました。他の歴戦王とは違い歴戦個体で細かい検証をしたりと一番攻略をしている感が強い歴戦王でした。かなりの強敵でしたが対策の重要性を教えてくれた良いモンスターだったと思います。
最初に討伐した時は非常に嬉しかったです。当然2乙でした。22分というタイムでしたが倒せることが証明できた事が一番の収穫ですね。
いきなりタイムが縮み自分でも引いてしまいました。とてつもなく早いわけでは無いですが、7分近くタイムが短くなった為スキル編成も上手くできているという証明になるでしょう。
以外にも安定しています。立ち回りがどれだけ上手く行くかでタイムが変わってきます。つまり立ち回りが悪いと討伐すら出来ないという・・・、やはり強いという事には変わりはありません。
今回は大変時間のかかる戦いでしたが何とか勝利する事が出来ました。
それではこの辺でノシ
